防火用水(東駒形一丁目)
March 13th, 2008東駒形一丁目の、下町らしい細い路地の奥に、ぽっかりと空間があり、燐家の庭なのか何だか分からないような隙間を埋めるように、小さなお稲荷さんがあった。玉林稲荷というらしい。
勝手にお参りしてもよいのか心配しながら近づくと、足下に、逆さにふせられた防火用水槽があった。
誰も気づかないようなお稲荷さんの境内に、さらに誰も気にとめなさそうな格好で、ひっそりと佇んでいた。よく晴れた春の日の午後だった。
東駒形一丁目の、下町らしい細い路地の奥に、ぽっかりと空間があり、燐家の庭なのか何だか分からないような隙間を埋めるように、小さなお稲荷さんがあった。玉林稲荷というらしい。
勝手にお参りしてもよいのか心配しながら近づくと、足下に、逆さにふせられた防火用水槽があった。
誰も気づかないようなお稲荷さんの境内に、さらに誰も気にとめなさそうな格好で、ひっそりと佇んでいた。よく晴れた春の日の午後だった。