戦災殉難者慰霊塔・戦災懐古の碑・戦災精霊五十回忌供養塔(明源寺)

March 11th, 2006

マップ

立花通りにある明源寺には、「戦災殉難者慰霊塔」「戦災懐古の碑」「戦災精霊五十回忌供養塔」がある。

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戦災殉難者慰霊塔には、「3月10日未明の空襲における戦災殉難者及び地区内120余命の霊を慰めるものなり」と地元の有志が1965年(昭和四十年)3月に建立した。

その右にある戦災精霊五十回忌供養塔は、1994年(平成六年)3月10日、五十回忌法要とともに戦災供養会一同によって立てられた。その側面には漢詩が刻まれている。

爆音鳴響米機来 一意護都偶戦災 君死我存今日到
叩頭僅獻慰霊杯 追憶献杯 二十五世 萬年

爆音ごうごうとして米機来る一意町を守って戦災に遭う君は死し我いきて今日に至る。こうとう僅かに献ず慰霊の杯

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戦災殉難者慰霊塔(左)と戦災精霊五十回忌供養塔(右)

右端の戦災懐古の碑は、1967年(昭和四十二年)の建立で、当時の凄惨な状況を詠んだ漢詩が刻まれている。

暗雲低覆我家偕 満目荒涼累積骸
来襲米機焚萬物 敗兵涙見墨東街 戦災懐古

暗雲低く覆うわが家の階(きざはし) 満目荒涼として累積の骸(かばね) 来襲米機万物を焚く 敗兵涙して見る墨東の街
昭和四十二年三月 まん つくり かく

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戦災懐古の碑

一番左にある石の塔の由来は分からなかったが、鉄兜を模った香炉と砲弾を模った花立が目をひく。

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