緑町三丁目供養塔・墓碑、石原三丁目戦災死追悼之碑、都知事の植樹
January 9th, 2006横網町公園の東京都復興記念館の横に小さな日本庭園がある。
庭園の中には、付近の地域で亡くなった空襲犠牲者を慰霊する碑がひっそりとたっている。緑町三丁目供養塔(五輪塔)と墓碑(戦災死没者墓誌)は、1946年の3月10日に建立されている。またその隣にある石原三丁目戦災死追悼之碑は、1947年に建立されている。
付近の地域で亡くなった空襲犠牲者を慰霊する碑。関東大震災の犠牲者の慰霊碑も含まれる。
この庭園内には他にも、1995年に当時の都知事鈴木俊一による譲葉の植樹がある。
記念のプレートには次のように書かれている。
昭和20年3月10日 東京の下町一帯は、大空襲にみまわれ、一夜にしておよそ10万人の方々が亡くなられました。あの日から50年。犠牲となった方々に改めて哀悼の誠を捧げます。
私たちは、空襲の体験を語り継ぎ、平和な世界を築く決意を表し、ここに記念として[譲葉(ゆづりは)]の木を植樹します。
平成7年3月 東京都知事 鈴木俊一