戦災殉難者供養之碑(法恩寺)
January 5th, 2006新年があけてすぐに、近くの法恩寺へ初詣に行った。
そこで、除夜の鐘をつかせていただいた。生まれてはじめての体験だった。
軽くついたが、意外と大きな響きが冷たい風にのって街の夜空に広がっていった。
列に並んで、甘酒もごちそうになった。
ドラム缶のたき火があり、参拝者はそのまわりで甘酒を飲みながら暖まっていた。
清らかな火の粉がふりかかった。
法恩寺には、「戦災殉難者供養之碑」がある。
昭和二十年三月九日の夜の空襲によって殉死した人達を供養するために、太平町一丁目町会の人々によって、昭和二十年九月に建立された。[昭和二十年東京大空襲関連史跡(墨田区)]
もとは法恩寺橋際の児童遊園内にあったが、昭和三十四年九月に現在地に移設したのだという。[昭和二十年東京大空襲関連史跡(墨田区)]
法恩寺では、毎年三月十日に供養を行っている。